四季

春と秋は、ほとんど来ない
しかし、誰もそれを気にしていない
むしろ、彼らは春や秋が本当に存在するのかどうかを疑おうともしない

夏は永い
暑さは容赦なく部屋に入り込み、壁や家具にまとわりつく
人は汗をかきながら、なぜか夏を当然のものとして受け入れている
私はただ、時計の針が粘ついた油に浸されたように遅々として進むのを眺めている

冬もまた永い
冷たさは骨の中にまで入り込み、私を固める
それでも私は、冬に慣れてしまったらしい
寒さが私を押し潰しても、私は毎日の冬支度をやめられない

春と秋は、もはや夢にしか現れない
夢の中では私は、心地よい風に包まれている
しかし目を覚ますと、そこにはまた夏か冬しかない

結局、四季など存在しないのかもしれない
だが私は、それでも四季に従わなければならない
従う理由を、誰も知らないまま